和食の基本 炊飯

 こんばんわ。

 最近、料理ネタがつづいてますが、また史跡にも行きたいのでそのうち…。

 

 和食の基本!出汁(だし)の取り方ですが、料理しない方には面倒かな、と思ったので今回は炊飯にしました。

 日本人は米を食わねばならぬ!米一粒に、お百姓さんたちがどれだけ苦労されたか…米一粒も残してはいけません!などと米には数々の教えが込められてきました。

 皆の衆はどのように米を炊きますか?毎年、家電メーカーが鎬を削って最新の電気炊飯器を開発し、 数万円もする最新機種を出していますね。それも結構ですが、ソレガシはわずか五千円の鍋で美味しいご飯を炊いています。

 


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 こちら文化鍋、五千円也。六合まで炊けます。昔、うちでも使ってたぁ、と懐かしく感じる方はそれなりの年齢ですね。

 


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 米を優しくあらって、水に漬け込むこと小一時間…一度水を捨て、鍋に米より一合少ない水を図ってあわせます。少ない水分一合分は、日本酒と本味醂を合わせていれます。配合は、各自の工夫がありますので教えられません。

 

 強火にかけて…


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 蓋が躍りだし、水分が隙間から吹き出てきたら弱火にして10分…普通に炊くなら、10分で火を止めて更に10分蒸らせば完成。

 しかし、火を使って炊く楽しみは「お焦げ」にあります。お焦げは、米の中のアミノ酸と糖質がメイラード反応によって褐色になり、それに含まれるグルコースデキストリンを人間が摂取すると「香ばしくて美味しい!」となるのです。料理は科学ですよ?

 


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 炊き上がったご飯を別の入れ物にあけると…

 


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 美味しいお焦げができてます!今回は最後の弱火の工程を少し長めの18分にしました。ソレガシの好みに合わせましたが、皆の衆は15分位がいいかな?試される方は、まず焦げない炊き方で試してから更に追及してみてください。

 鍋はね、ふきこぼれずらくて、蓋が重めならなんでもいいです。土鍋や鋳物の鍋でもできます。鋳物の鍋ならストウブやル・クルーゼとか女性に人気のブランド鍋もありますしね。新潟の燕三条(それぞれ別の自治体ですが、一般にはセットで呼称)にも良いメーカーは沢山あります。ソレガシの文化鍋も燕三条パール金属さんの製品です。

 

 さて、そんな調理道具はデパートや東急ハンズで買うと割高なので、ホームセンターで探すのがオススメですが、もっと専門的な道具を見たい!という方には台東区にある「かっぱ橋道具街」がテーマパークみたいで楽しいよ。


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 地下鉄・銀座線の田原町駅から徒歩三分、徒歩ならJR上野駅から浅草通りを15分程散策して到着。

 調理に関するあらゆる道具が揃うので見るだけでも楽しいよ。包丁屋さんも沢山あるから、気付くと一本買ってしまうことも…恐ろしい街だわ!((((;゜Д゜)))

 大阪なら千日前に道具街あったし、京都なら錦の商店街だね。

 ちなみにかっぱ橋は週末行くと、休んでる店多いから、平日に行きましょう。

 

 お残しは許しまへんでぇ!(´Д`)/