野点(のだて) 始める

 こんにちわ。

 自粛へのストレス粉砕の為、野点(のだて)を始めることとした。


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 花街で知られる神楽坂のお茶屋「楽山」にてお手頃な抹茶と茶筅を購入。

 茶道?知らぬな。ソレガシは心の赴くまま、融通無下に茶を飲みたいだけじゃ…。

 

 湯を沸かし…


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 抹茶をいれ(少し多すぎた)…

 

 茶筅を廻すことしばし…

 


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 なにぶん初めてゆえ、これでいいのか?

利休や織部、有楽や遠州に嘆かれるだろうが良い。

 豊臣秀吉がかつて北野天満宮で催した茶会でも「茶碗ひとつあればよし、庶民は麦焦がし(麦茶の原型か?)でも苦しからず」と宣言した。もてなす心があれば良いということよ。

 

 爽やかな苦味が旨い。茶の良し悪しは分からんな…

 

 ちなみにこの茶碗…井戸茶碗という。昔の井戸の形からそのように呼ばれる。

 茶碗自体は以前、上野公園で東京芸術大学の学生が開催していたフリーマーケットで千円で購入したもの。可愛い女子大生であったよ。

 


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 この「ウグイス色」…昔から人気のある色である。


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 焼き上がった後、冷える過程で釉薬に割れが生じたものを「貫入(かんにゅう)」という。

 屋外で茶碗に水を張り、日差しにかざした時、釉薬のガラス質に光が乱反射して美しく映えるのだよ。

 

 いずれ布陣(ソロキャンプ)の時に野点も行いたい。