オレオレ詐欺電話 来た!
とある夜勤と夜勤の間の日、自宅で仮眠していると、一本の電話がかかってきました。出たのは家人で、ソレガシは半覚醒の状態でやり取りを聞いていると、どうも要領を得ない。
立ち上がり、部屋を出て電話を代わりました。以下、状況をなるべく再現した会話形式が続きます。
ソレガシ「お電話代わりました。ご用件は?手短にお願いします」
ヤカラ 「一月前に送りました緑の封筒はご確認いただけました?」
ソレガシ「は?うけとってません」
ヤカラ 「郵便局の配達記録には受領されているようですが…」
ソレガシ「中身は?」
ヤカラ 「ホケン料の未払い通知です」
ソレガシ「あなたの所属とお名前は?」
ヤカラ 「新宿区役所ホケン課のノグチです」
ソレガシ「フルネームで名乗って頂きたい!」
ヤカラ 「…ノグチアキラです」
ソレガシ「新宿区役所に問い合わせますから一旦きります」
ヤカラ 「あの…(何かいいかけたが、ヤカラの背後から『暗証番号』『通帳』など決定的なワードが聞こえてくる)」
ソレガシ「おい!テメェ、オレオレ詐欺だろ!ふざけるなよ!」とガチャ切りする。
(ふざけた電話したら切り殺すぞ!という気迫を表現)
すぐに新宿区のホームページを見てコールセンターに電話。事情を話すと「当区役所にはそのような人物はいません。そもそも健康保険課はありますが、ホケン課はありません。危機管理対策課にお繋ぎします」と流れるような対応。同じ問い合わせが頻発してるんですね。
新宿区役所の危機管理対策課でも同じことを言われ、更に新宿警察署への通報を勧められました。生活安全課犯罪抑止係です。
ソレガシは新宿警察署に電話して、犯罪抑止係に繋いで頂きました。事情を話すと、典型的な還付金詐欺の電話であり、最近、急増中である。と教えられました。
対策は、留守番電話を常時使い、メッセージを残してくれた心当たりのある人だけに対応する。そもそも犯罪者はメッセージを残さない。
あるいはナンバーディスプレイ機能をもつ電話を使う。ないなら警察や地方自治体で貸すから検討してみてください、との事。
更に給付金がまもなく支給されるからそれにつけこんだ詐欺も増えているから、不安ならいつでも警察にご相談ください、と仰っていただきました。
この情勢下、親切な対応をしてくれた全ての関係各位に心からお礼申し上げたい。