長崎神社 参拝

 こんにちわ。ちょっと長崎行って来ました。長崎といっても、豊島区長崎町ですけどね


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 なぜ豊島区のこの辺りに長崎の地名があるのか?諸説ありますが、一説に鎌倉時代に執権北条氏の内管領を務めた長崎氏の館があったからだと言われています。「太平記」を読むと、北条氏の権威をバックに威張りまくる長崎円喜がでてきますが、彼も長崎氏です。



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 長崎神社。

 

 館内に祀られていた神社が鎌倉幕府滅亡に伴う長崎氏の失墜で、いつしか村の鎮守さまとなり、隣にある金剛院というお寺が御守りしていたそうです。そのお寺は大永2(1522)年に開創されたそうなので、少なくともその年以前から神社があったということですね。

 

 狛犬さまに挨拶して参拝しましょう。


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 かなり傷んでおり、コンクリの修復跡がいたいたしいですね。台座には「大正」とありました。

 


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 こちらは顔が丸みを帯びて可愛いですね。確認出来ませんでしたが、江戸後期~末期の作かもしれません。江戸の無名の石工職人さんの作風はやわらかめのものが多くて大好きです。

 


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 いよいよ拝殿です。神様に感謝申し上げましょう。お願いごと?そんな俗なことはいけません。ただ感謝するのです。縁あらば、何かあるかもしれません。


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 神紋は「吉祥雲の右三つ巴」ですね。

 

 境内は神気に満ちており、静かで居心地のいい所でした。今なお、地域住民から厚く信仰されているのがわかります。

 皆の衆も人生に迷ったり、何か決断を迫られた時は神社に行きましょう。心静かに感謝をささげれば、自らの行き先が見えてきます。

 

 なお、神社参拝は朝から昼までにしましょう。夜、ましてや真夜中に行くなどもっての他。あなたも夜中に見知らぬ他人が押し掛けてきたら迷惑でしょ?