トーハク(国立博物館)に見る日本美術
こんにちわ。
しばらく働きづめでしたが、一段落しましたので気晴らしに日本美術を見にきました。
チューリップが綺麗ですね。
上野の国立博物館、通称「トーハク」です。ここは空が広いから好きです。醜いビルなぞ見たくありません。
館内は、写真を撮っていい展示物とダメな物に別れていますので、良い物だけ紹介します。
不動明王さまが迎えてくださいます。平安時代の仏様です。ライティングで光背(こうはい)のシルエットが浮かび上がるので、一緒に撮影するのがコツです。
千手観音さまと四天王です。南北朝時代なので、後醍醐帝や足利尊氏公の時代です。
祈りましょう。
いつもは刀剣女子たちが蒸れて…群れているエリアが改修工場中…珍しい風景です。いつもはこちらでおじいちゃん(三日月宗近)と会えるのですが…。
階段を昇って二外へ。ステンドグラスが美しいですね。
樫鳥赤糸威胴丸。室町時代。
甲冑こそは日本工芸の真髄です。ソレガシは刀剣より甲冑が大好きです。
白糸威鎧。室町時代。
こちらは神社に奉納され、祭礼に使われた物なので保存状態がいいですね。
袖がバタバタ動かないように紐で結ばれていますが、総角(あげまき)結びといいます。日本の伝統的な結び方の一つです。
戦国時代の勇将 加藤清正公の肖像です。これは模写ですが。
やはり大名はプレッシャーが強いのか歯噛みしていますね。奥歯はさぞ磨り減っていたことと思います。
兜も展示されています。兜鉢は大事にされて先祖代々の物を受け継いで造り直したりしていました。
手前の厳星の兜は鎌倉時代の物に後から脇に飾りを付けられるように角元をつけています。
これらの甲冑も鉢は古いものでしょう。
鎧直垂(よろい ひたたれ)。この上に甲冑を付けます。
まだまだ紹介したいですが、細かくなりすぎるので…。
絵画を見ましょう。
清見ミカン🍊が食べたくなりました。
「松梅孤鶴図」伊藤若冲 作。
鶴がモコモコして可愛いですね。ぬいぐるみにしたら売れると思う。
最後に雄大な絵画を。
「日金山眺望富嶽図」広瀬台山の作。江戸時代後期の津山藩士、江戸勤務だったそうで、老中・松平定信や谷文晁とも交流があったとのこと。
絵は日金山(伊豆)から富士山を中心に、右は相模湾、左は駿河湾までパノラマで描いた雄大な作品です。グー○ルマップで見ると…
右のポイントから少なくとも180度の光景を描いたものと分かります。
日本美術には見応えのある作品がまだまだ沢山あります。皆の衆もデートや家族サービスに最寄りの博物館・美術館に出掛けてはいかがでしょう。
オマケ
昨夜は寒かったので、ほうとううどんを頂きました。ごちそうさまでした(´ω`)